浮体式生産設備

海洋石油・ガス生産プロジェクトに利用される生産設備は、プラットフォームの形態によって固定式と浮体式に大別されます。

固定式プラットフォームは、海底にプラットフォームを固定する方式で、生産設備本体の他に海底パイプライン、陸上の貯蔵タンク及び港湾積出施設等、インフラを建設する必要があります。

これに対して浮体式プラットフォームは、インフラを必要とせず洋上での工事も少ないため、出油までの工期が短期間で済み、固定式に比べて経済的であるという利点があります。また、高度な係留技術を利用することによって、固定式設備を設置できない大水深海域にも対応することができます。近年、海洋油田・ガス田開発は大水深海域、超大水深海域へと拡大しており、このような利点を有する浮体式海洋石油・ガス生産設備の稼働数及び発注数は増加傾向にあります。

当社は、世界各国の海洋石油・ガス開発プロジェクトに対し、
浮体式生産設備の24時間365日、洋上で安全に生産を続けるためのトータルサービスを提供しています。
当社が建造、リース、操業をてがける浮体式生産設備をご紹介します。