プロジェクトの成功に向けて自分が貢献できることはすべてやる、という気概で臨む必要があります。

プロジェクト開発

2013年10月入社
キャリア採用
University of Texas at Tyler
シンガポール駐在

これまでのキャリア

2013.10 - 2020.06 プロジェクト開発部
(現ビジネス&プロジェクトサポートグループ)
  • FPSO/FSOのアジア市場の顧客・案件開拓並びに応札業務
  • 出張先:ヒューストン、シンガポール、マレーシア、インド、ベトナム、インドネシア、タイ、中国
2020.07 - 現在 シンガポール駐在
  • 中南米・アフリカ・オセアニア地域他の新規案件

主な参加プロジェクト

MODECを選んだ理由 海外への挑戦

前職は造船会社に10年程勤務していました。油槽船やばら積み運搬船といった一般商船の営業並びに建造現場での勤務のほか、新規事業案件の事業開発を経験しました。これまでの社会人経験は国内が中心でしたが、海外の大学を卒業していることもあり、いつか海外の舞台で活躍してみたいと思っていたところ、MODECにご縁と機会をいただきました。

MODECでは、顧客もプロジェクトもほぼ100%海外で国際舞台への挑戦の場が多数あることや、造船会社に勤めている頃から海洋や船舶へ自然な愛着とロマンを感じ、引き続き「海」に携わる仕事であることからMODECへの入社を決めました。

私の仕事 プロジェクトの成功にこだわれ!

現在、シンガポールでFPSO建造プロジェクトのProject Controls Manager(PCM)をしています。PCMはプロジェクトのコスト・スケジュール・ドキュメント、工事における材料や数量の積算ならびにリスク管理が主な所掌です。

コストコントローラーは日々発生しているプロジェクトコストデータのチェックや入力、将来発生が予想される原価予想等を行っています。プランナーは工事進捗率の計算、プロジェクトスケジュールの予実データ更新を担当します。ドキュメントコントローラーはプロジェクトで出図される万単位にもなる図書の管理を担います。PCMの所掌範囲はプロジェクト内で無限で、プロジェクトマネージャーの右腕としてプロジェクトの成功を左右する重要な役割を担います。

4年間の建造工程中には様々なことが発生します。コロナ、世界情勢・経済状況の変化等、当初予想していなかったことも発生します。そんな中でも、如何にして当初のプロジェクト計画収益を確保し、工程への影響を最小限に食い止め、品質を担保しながらもプロジェクトを安全に遂行するかに細心の注意を払います。

Project Controlsが提供するコストや進捗、スケジュール、積算情報はプロジェクトマネージャーやその他メンバーがプロジェクトで様々な決断を下すうえで重要な情報です。情報の正確性はProject Controlsの要です。プロジェクト内だけでなく、顧客や当社経営層の情報ソースでもあり、信頼性の高い、正確な情報を適切なタイミングで伝えることが肝要です。

プロジェクトで発生している事象は直接的・間接的にすべてコストと工程に関係します。 自らの所掌範囲を狭めることなく、プロジェクトで発生している全てのことにアンテナを高めて情報収集・把握に努め、つねに潜在するリスクを意識して行動する必要があります。同時に、プロジェクトの成功に向けて自分が貢献できることはすべてやる、という気概で臨む必要があります。

一方でプロジェクトは決して自分一人で遂行できるものでありません。仲間を巻き込んで一丸となって諦めることなく取り組むことで、どんなときでも解決策が必ず見つかります。

シンガポールで共に働く仲間たち。
沖合に多数の船が浮かぶセントーサ島のリゾートにて。

やりがい 拙速は巧遅に勝る

MODECに入社した当時からアウトプットのスピードの重要さについて教えられたことが印象に残っており、常に意識しています。「拙速は巧遅に勝る」ということです。

Project Controlsですので、情報提供のスピードは早いが内容が間違っている、というのでは困ります。ですのでアウトプットとスピードの両方を意識して進める必要がありますが、スピードは非常に大切です。

例えば、現場で多数のPipeに不具合が発覚して交換が予想されるとします。コストに大きく影響がありそうであれば(リスク)、まずはすぐに「えいや」で数字を見積り・報告し、プロジェクト内で問題や解決策について話し合います。

このような状況では早く報告することが重要です。詳細、正確性、完成度にこだわりすぎて情報の提供や報告が遅れて後々余計なコストが発生したり、対策が遅れたために工程に大きな影響がでる、といったことに繋がりかねないからです。

目標 仲間の成長がプロジェクトの成功につながる

チームリーダーとして、安全的かつ健康的な職場や働き方に細心の注意を払っています。それが土台となり、それぞれが仕事に集中して、いい仕事ができます。プロジェクトは4年以上続く長い仕事です。常に全力疾走することはできませんし、高速道路で走り続けていても、途中で休憩所で立ち寄ったり、時には途中で降りてローカル線に乗り換えることも必要です。

さらに仕事をする上で大切にしていることは、各自の小さな成功体験の積み重ねが自信に繋がり、高いパフォーマンスを実現することで、チームやプロジェクトの成功につながるという信念です。MODECは、「これをやってみたい」、「これをやらせてください!」、「あれを最後までやり遂げたい」、「最後まで諦めないぞ」という声を大切にし、各自の熱意ややる気を重視する会社です。

就活中のみなさんへ

FPSOが浮かぶ海、世界のどこかでお待ちしています

転ばぬ先の杖、英語ではLook before you leapというそうです。つまり、直訳すると崖っぷちから飛ぶ前によく見てから、ということでしょうか。皆さんにはそんなことは不要です。Leap before you look – まずは飛べ、フルスイングで始めよう。

さあ、皆さんはスタートラインに立ちました。まずは力一杯スタートをしてください。MODECと仲間達が全力であなたの自己実現をサポートします。近い将来、シンガポールまたは世界のどこかでお会いするのを楽しみにしています。MODECではあなたが世界で活躍する舞台、そして何よりも、あなたらしさ、が見つかりますよ。

少し先でお待ちしています。