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2004年のニュース

シンガポールIMC社と共同で新造FPSOの船体建造を発注

2004年7月14日

三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)は、シンガポール法人の大手船会社IMC Holdings Limited(IMC社)と共同でJoint Venture(IMC-MODEC JV 1 PTE LTD.)を設立し、韓国・三星重工業に100万〜140万バレル貯油量クラスのFPSO(Floating Production Storage & Offloading System:浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備)の船体建造を発注しました。完工は2007年7月を予定しています。

近年海底油田の開発にFPSOを用いる計画が増加しています。又、油田の大型化に伴い生産期間は10年を超える長期化の傾向にあり、中古船改造FPSOよりも船体寿命が長く保守・維持コストが少ない新造FPSOの需要が高まっています。しかしながら新造FPSOは石油開発会社の生産計画にあわせて短納期での建造が要求される一方、世界的造船ブームにより造船会社の船台は逼迫しており、今後発注される新造FPSOは2008年以降引渡しの状況となっています。

今回の新造FPSO建造発注は、上記のFPSOマーケット状況を踏まえた当社の長期戦略と、FPSO業界の成長に強い興味を抱くIMC社および2002年に当社が発注したFPSOおよびTLP(Tension Leg Platform:緊張係留式プラットフォーム)各1基を建造した三星重工業の方向性が一致したことより合意に至ったものです。

上記の建造契約とは別に、IMC社は独自に三星重工業に新造FPSO船体1基の建造を発注しており、当社は本FPSOについてもIMC社に協力していく意向です。

当社はこれまでにFPSO/FSO(Floating Storage & Offloading System:浮体式海洋石油貯蔵・積出設備) 計18基(新造5基、改造13基:建造中2基を含む)およびTLP 2基(いずれも新造)を建造しており、FPSO/FSOの建造実績は世界第2位です。上記FPSO/FSO 18基の内、5基を関係会社にて保有し、客先である石油開発会社にチャーター・サービスを提供しています。又、石油開発会社所有のFPSO 2基のオペレーション・サービスも請け負っています。