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2005年のニュース

ブラジルPetrobras社向けFPSO・FSO各1基の受注内定

2005年7月27日

三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)は、ブラジルの国営石油開発会社であるPetroleo Brasileiro S.A.(Petrobras:ペトロブラス社)より、同社がブラジル沖に鉱区権を保有するEspadarte Sul(エスパダルテ・スル)鉱区開発用のFPSO (Floating Production, Storage & Offloading System:浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備)及び、PRA-1エリアに設置されるFSO (Floating Storage & Offloading System:浮体式海洋石油貯蔵・積出設備)各1基の建造及びチャーター契約の発注内示書を受領しました。

Espadarte Sul FPSOについて

Espadarte Sul鉱区はブラジル・カンポスの約100km沖合に位置する油田です。本プロジェクトは同鉱区内にある1-RJS-409及び3-RJS-415のエリア開発用にFPSOを設置するものです。当社子会社のMODEC International LLCがプロジェクト・マネジメントを行い、当社グループが所有するVLCCタンカー "Bright Jewel"(264,148 dwt)をシンガポールのJurong(ジュロン)造船所でFPSOに改造します。

本FPSOは日量10万バレルの石油生産能力、日量87百万立方フィートのガス生産能力、日量11.3万バレルの水圧入能力及び160万バレルの貯蔵能力を持ち、Spread Mooring(スプレッド・ムアリング)といわれる係留方法で水深約1,350mの地点に係留されます。

Espadarte Sul鉱区からの生産開始は2007年上半期の予定です。本FPSOは、完成後に当社が出資する事業会社が保有し、Petrobras社に対し8年(1年毎×4年の延長オプションあり)のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行います。

PRA-1 FSOについて

本FSOはブラジル・カンポス沖の複数の油田(Marlim Sul鉱区、Roncador鉱区、Marlim Leste鉱区)で生産される原油を輸送するプロジェクト(PDET)の一環で、PRA-1と呼ばれる固定式海上プラットフォームからの原油を受け入れる設備として設置されます。当社子会社のMODEC International LLCがプロジェクト・マネジメントを行い、Petrobras社が支給するULCCタンカー "Marine Pacific" をシンガポールのJurong(ジュロン)造船所でFSOに改造します。

本FSOは日量最大63万バレルの石油受け入れと220万バレルの貯蔵能力を持ち、External Turret(エクスターナル・タレット)といわれる係留方法で水深約95mの地点に係留されます。

PDET PRA-1エリアで本FSOを利用しての生産開始は2007年第1四半期の予定です。本FSOは、完成後に当社が出資する事業会社が保有し、Petrobras社に対し20年のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行います。