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ペトロブラス社ブラジル向けFPSO受注

2008年8月26日

三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)は、ブラジルの国営石油開発会社であるPetroleo Brasileiro S.A.(Petrobras:ペトロブラス社)より、FPSO(Floating Production, Storage & Offloading System:浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備)1基の建造及びチャーター契約を受注しました。

本プロジェクトは中古VLCCタンカーをFPSOに改造するもので、“FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22”と命名される本FPSOは、ペトロブラス社が保有するTupi(トゥピ)鉱区の開発に用いられます。

リオデジャネイロの沖合約300kmに位置するTupi鉱区は、海底下5,000〜6,000mの岩塩層の下にある巨大油田です。同鉱区には石油換算で50〜80億バレルの可採埋蔵量が存在すると予想されており、その開発全体にはさらに10基以上のFPSOが必要と見込まれています。岩塩層の下にある油田を開発するのは世界で初の試みであり、石油業界の注目を集めています。

改造後のFPSOは日量10万バレルの原油生産能力、日量150百万立方フィートのガス生産能力、日量10万バレルの水圧入能力及び約160万バレルの原油貯蔵能力を持ち、SOFEC社が設計するSpread Mooring(スプレッド・ムアリング)と呼ばれる係留方法で、水深約2,150mの海上に係留されます。

本FPSOは2010年第4四半期にブラジルに到着し、現地で据付工事を行った後に2010年末に稼動を開始する予定です。

本FPSOは完成後に当社の関連会社が保有し、ペトロブラス社に対し15年(1年毎×5年の延長オプションあり)のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行います。

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