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ウッドサイド社セネガル沖合サンゴマール鉱区向けFPSO受注

2020年1月10日

三井海洋開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:香西勇治)は、オーストラリアのエネルギー大手Woodside Energy社(以下「ウッドサイド社」、本社:パース市)より、西アフリカ・セネガル沖合Sangomar(サンゴマール、旧SNE)鉱区向けFPSO (Floating Production, Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)建造契約を受注しました。

本プロジェクトは、中古のVLCC(Very Large Crude Carrier:大型石油タンカー)をFPSOに改造するものであり、日量10万バレルの原油生産能力、日量130百万立方フィートのガス生産能力、日量14万5千バレルの水圧入能力、及び130万バレルの原油貯蔵能力を持つ改造後の本FPSOは、当社米国子会社のSOFEC社が設計・建造するExternal Turret(エクスターナル・タレット)と呼ばれる係留設備で、水深約780mの海上に係留されます。当社は、2023 年に本FPSOを客先に引き渡す予定です。

サンゴマール鉱区向けFPSOについては、2019年2月に当社グループがFEED(Front End Engineering Design:基本設計)業務を受注し、基本設計業務と共にプロジェクトコストの積算業務を遂行してきました。その後、本年1月に鉱区開発プロジェクトのFID(Final Investment Decision:最終投資決定)が行われたことを受け、当社が本FPSO建造契約を受注したものです。

ウッドサイド・ペトロリアム社グループがオペレーターを務めるサンゴマール鉱区は、セネガル・ダカールの南方約100km沖合に位置する深海油田であり、本鉱区の開発は、セネガルで初の海洋油田開発プロジェクトとなります。

近年、西アフリカ沖合では新規の大規模油田が次々に発見されており、今後とも新規FPSOの需要が期待されます。当社は、大型で複雑なFPSOを数多く設計・建造すると共に、オペレーションしてきた実績を活かせる分野として、ブラジルや西アフリカ海域などの大水深向けで難度の高いFPSOプロジェクトの受注に注力しています。西アフリカを最も重要な市場のひとつと位置付ける当社は、ナイジェリア、ガボン、カメルーン、コートジボアール、赤道ギニア、ガーナ及びアンゴラ向け計10基の浮体式生産設備の設計・建造を手掛けてきた他、ガーナ及びコートジボアールにおいては建造後のFPSOのオペレーション事業も展開するなど、同市場での豊富な実績を誇っています。

img_woodsidesne_fpso.png本FPSOの完成予想イラスト(提供:ウッドサイド社)