FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22

  • FPSO
  • 改造
  • 2,149 m
  • Spread Mooring
  • EPCI
  • Lease
  • O&M
FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22

FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22は、ペトロブラス社が保有するLura(ルラ)フィールド(旧Tupiフィールド)の開発用のFPSOです。

リオデジャネイロの沖合約300kmに位置するLulaフィールドは、海底下5,000~6,000mのプレソルト(岩塩層直下の層)にある巨大油田です。同鉱区には石油換算で50~80億バレルの可採埋蔵量が存在すると予想されています。本プロジェクトはブラジルにおけるプレソルトからの初の原油商業生産となります。

本FPSOは日量10万バレルの原油生産能力、日量5百万立方メートルのガス生産能力、硫化水素及び二酸化炭素の除去機能、二酸化炭素を海底に再圧入する機能及び約160万バレルの原油貯蔵能力を持ち、SOFEC社が設計するSpread Mooring(スプレッド・ムアリング)と呼ばれる係留方法で、水深約2,149mの海上に係留されています。生産された原油はFPSOの貯油タンクに貯蔵された後に定期的にシャトルタンカーに積み出され、生産されたガスは海底パイプラインで陸上の施設に輸送されます。

当社はエンジニアリングから設計、機器購入、建造、据付までの一括工事と、本FPSOの15年(1年毎x5回の延長オプションあり)のチャーターサービスを提供しています。

FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22は2010年10月に生産を開始し、順調に操業を続けています。

名称
FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22
フィールド
Lula (旧 Tupi) フィールド
所在国
ブラジル
新造/改造
改造
水深
2,149 m
係留設備
SOFEC Spread Mooring
貯油能力
1,600,000 bbls
原油生産量
100,000 bopd
ガス生産量
150 mmscfd
水圧入能力
100,000 bwpd
クライアント
Petróleo Brasileiro S.A. (Petrobras)
契約形態
建造工事 + チャーター
サービス内容
設計、資材調達、建造、試運転、オペレーション&メンテナンス
生産開始
2010年10月
チャーター期間
15年(1年毎×5回の延長オプションあり)
現状
稼働中(当社チャーターサービス提供中)