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社員インタビュー

大企業的なスケールの大きい仕事を、ベンチャーのような少数チームが主体となって取り組む経験も若いうちからできます。自分にとっては、いいとこ取りな会社だと感じています。

  • 東京大学大学院
  • 工学系研究科 システム創成学専攻
  • 2015年4月 入社(新卒採用)
  • EPCI - 係留

経験部署・参加プロジェクト

2015.04 - 2015.10 技術部 船体グループ
2015.11 - 2018.03 ブラジル・米国出張
2018.04 - 2019.04 技術部 EPCIサポート  
2019.04 - 現在 シンガポール駐在

オーナーシップを求められる風土

学生時代、研究室の先輩がMODECに入社していたことで、MODECを知りました。元々チームスポーツをやっていたこともあり、MODECの、社員一人ひとりがオーナーシップを持って仕事に臨むことが大切である、という社風に強く共感し、また、社員との懇親会でも、包み隠さず、飾らず、自分の仕事を活き活きと語る人が多いと好感を持ちました。

就活時には、「世界を舞台に、大きな仕事の中核となって働く」という漠とした目標を持ち、MODECの他には商社を受けていましたが、最終的には、「折角理系の大学院を出たのに、エンジニアになる権利を新卒で捨てるのは勿体無い」という先輩社員の声に後押しされ、MODECに入社することに決めました。

MODECはエンジニアでありながら、文系の素養が求められる仕事もできます。逆もまた然りで、理系の素養がある文系の方も大いに活躍できます。更には、大企業的なスケールの大きい仕事を、ベンチャーのような少数チームが主体となって取り組む経験も若いうちからできます。自分にとっては、いいとこ取りな会社だと感じています。

新プロジェクトの立ち上げ

現在は、近い将来改修が必要となりそうな既存FPSO係留設備の、改修計画策定・見積もり・エンジニアリングを行っています。
長期間使用されるFPSO係留設備は、まだ歴史が浅いため、建造当時は分かっていなかったことに由来するトラブルが近年増加傾向にあります。係留設備のトラブルは、原油の生産停止や安全・環境汚染といった重大な問題に直結しうるものであるため、やりがいも大きいです。

また、MODECで仕事を進めていく上では、FPSO傭船事業に共同出資しているパートナー企業やサブコントラクターの企業だけでなく、石油会社、保険会社、現地政府機関等、連絡・調整をしなければならないステークホルダーが数多く存在します。技術系の社員でも、時に表に立ち、時に事務方のサポートとして、関係各所との折衝に臨むことができるのも、MODECで働く魅力だと感じています。

洋上の精密工作

私は入社してから3年のうちの大半を海外で過ごし、FSO洋上改修プロジェクトに従事しました。このFSOを係留しているタレットのメインベアリングを新しいベアリングに交換し、そちらに荷重を移すというプロジェクトです。

タレットのメインベアリングは、ムアリングやライザーからの数千トンにも及ぶ荷重を船体に伝える働きをしている巨大なベアリングですが、新しいベアリングに許された工作精度はなんとコンマ数ミリメートルでした。波・風・潮流によって動揺する浮体式構造物上でこの精度を達成するだけでも並大抵のことではないですが、このFSOは、幾つかの生産プラットフォームからの原油を受け入れ、タンカーに払い出しており、その量は顧客の原油生産量の10%以上を占めていました。そのため、この難工事には、絶対に原油受入を止めるわけには行かないという更に厳しい制約がついていました。

このプロジェクトに、入社一年目の私は新設の係留ラインの解析作業を担当するアシスタントとして加入しました。私の作業が一日遅れると、プロジェクトは一千万円以上のコスト増となるという、人生で感じたことのないスケールの大きさとプレッシャーを感じながら業務を行う毎日でしたが、何とか自分の仕事を形にすることができて、喜びもひとしおでした。

その後、どんどん他の仕事も任せてもらえるようになり、仕事の所掌が大きくなるたびに、自分自身のキャパシティを広げざるを得ない、という毎日を通じて、エンジニアとして成長を感じていました。長いプロジェクトの中で社内の人員配置転換等もあり、気づけばプロジェクトの実働チームの中で最も古株になっていました。FPSO向けをはじめとする各種係留設備のリーディングカンパニーでMODECの子会社である米国のSOFEC社や外部業者とのインターフェイスや、顧客への説明・調整の一部も担当する等、プロジェクトを自分がドライブしている、という感覚を得ながら仕事をする毎日は非常に快感でした。私自身にも配置転換の話が出た折に、プロジェクトマネージャーが私のことを「絶対必要な戦力で、プロジェクトから外すわけにはいきません」と言ってくれた際には、非常に嬉しかったです。

2018年の初頭、いよいよ新ベアリングの建造工事が始まりました。長い準備工事を経て、その間何度もヒューストンに足を運び、SOFEC社のエンジニアとの議論を通じて練り上げてきた施工手法を実行するときです。私はプロジェクト側の現場総責任者としてFSO上の工事に立ち会いました。プロジェクトに加入した当初と比べると随分大きな役割を任せてもらえるようになりましたが、これもまたMODECの特徴です。

何度も頭の中でシミュレーションし、何度かのリスクアセスメントミーティングを経てなお、予想通り、想定外のトラブルに見舞われました。オフィスからのサポートあっての現場ではあるのですが、やはり最終的に「なんとかする」ことができるのは現場にいるメンバーです。24時間・週7日体制での工事の中、知恵を振り絞って、現場のメンバーで議論を重ね、目の前の問題を解決して、工事を進めていく。工事は2ヵ月半にも渡る長丁場となりました。

自分自身の力不足を感じるシーンもあり、100%満足するパフォーマンスができたわけではないとは感じていますが、この難工事をやり遂げたという経験は大きな財産となりました。

万能エンジニア

MODECのコアビジネスは、鉱区権益を保有する石油会社に、浮体式設備を用いた原油生産サービスを提供することです。 FPSO/FSOの建造や補修はそのサービスの一環であり、MODECは多くの詳細設計と、建造の全てをアウトソースしています。建造及び補修のQCDを良くするためは、いかに外部業者をコントロールできるか、ということが鍵になります。

外部業者は、担当する機器に対してのみリスクを負い、MODECの原油生産サービスに波及する影響に対しては責任がありません。一方で、彼らは専門技術のエキスパート揃いです。MODECと外部業者の間で必ずしも利害が一致しない中で、束になった専門技術のエキスパート達に対峙して、コントロールするためには、対等に議論できる深く・広い技術的知見のみならず、言語力・交渉術等、多様な能力が求められます。これらの能力を一歩ずつ着実に磨いてゆき、あらゆる仕事に対して一流の結果を出せるエンジニアになるのが当面の目標です。

学生のみなさんへ

気になる会社を見つけたら、自分がその会社で働いている姿を具体的にイメージできるようになるまで、徹底的に現役社員に話を聞いてください。基本的に説明会等では会社の魅力を紹介するので、現役社員と話す機会には、敢えてネガティブな面を聞いてみるのもいいかもしれません。

入社後に、入社前に思い描いていた会社生活とのギャップは必ず出るものですが、そのギャップをなるべく小さくした上で、本当に行きたい会社を選んでください。




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