全ての関りを深く理解したMODECならではのエンジニアになる必要があると思います。

エンジニア(プロセス)

2016年4月入社
新卒採用
九州大学大学院 工学府 材料物性工学専攻
ガーナ駐在

これまでのキャリア

2016.04 - 2017.08 技術部
  • プロセスグループ
2017.08 - 2018.08 技術部
出張先:ブラジル(Engineering Team)
  • FPSO Recovery Project
2018.08 - 2019.03 技術部
出張先:ガーナ(オペレーション・サポート)
  • FPSO Refrigeration System Trouble Shooting
2019.03 - 現在 ガーナ駐在
  • オペレーション・サポート、FPSO TEG System Upgrade

MODECを選んだ理由 日本で唯一のビジネス

大学での合同説明会で初めてMODECの説明を聞いたとき、聞き慣れない「FPSO」というものや、海外売上比率100%など聞いて、単純に面白そうだと感じました。化学系の専攻だった私にも、Process Engineerとしての採用があると知り、応募しようと思いました。勉強の為にも、近い業界である陸上のプラントの会社もいくつか応募しましたが、その中でもやはり、FPSO、そしてMODECのビジネス体系は特異だと気付き、より興味を惹かれていきました。

最終的には、他の会社ではできない経験ができると思いMODECに入社を決心しました。入社後も、そのイメージは変わらず、貴重な経験ができていると思います。

私の仕事 OPERATION x PROCESS

私は入社してからProcess Engineerとして働いています。一般的にProcess Engineerというと、プラント(FPSOではTopside)の機器や仕様の決定、P&ID(プラントの土台となる設計図)の作成、機器のサイジング計算などの基本設計を行い、プラントの根幹作りを担います。MODECでは、もちろんそういった基本設計を行いますが、操業中(Operation)のFPSOの問題解決、また生産の効率化なども行う必要があります。その中では、FPSOにある全てのシステムへの広範な知識と、それぞれのシステムの関係性までを深く理解する必要があります。Topsideは船から居住区まですべてに繋がっており、OperationでのProcess Engineerには、「生きた」プラントへの理解が欠かせません。

また、実際に起きている問題を解決するには、オフショアにいるオペレーターとのコミュニケーションが欠かせません。問題の原因や、本当に必要な改善などを正しく理解するためには、現場の声は必要不可欠ですし、それらの情報を得るための関係性づくりも非常に重要になります。時には意見が食い違うこともありますが、議論を重ねながら最善の解決策を見出だしていくのは難しいながらも、やりがいがある仕事だと思います。若手のうちにする仕事としては、責任やプレッシャーといったものは大きいですが、とても充実感を感じられます。

フレアの様子。遠くからでも熱気を感じます。

心に残る経験 $Million / Dayの世界

私は現在Ghanaで働いています。GhanaでMODECは約130,000 barrel/day(2020年7月時点)のOilを生産しています。これはお金にして約$5 Million(約5億円)になります。一日操業が止まれば、それだけのお金をClientは失うことになります。また、Ghanaでは修理にかかる費用はClientが負担する「Cost-plus」という契約を結んでいます。そのため、Clientとの議論は常に緊迫しており、明確な説明が求められます。

私はGhanaで、TEG System(ガスを乾燥させるシステム)の不調の原因調査と、その修理に関するProjectに携わりました。当時、このシステムの不調により、石油の生産が制限されており、一刻も早い原因解明と修繕の提案が求められていました。半年以上に渡るProjectの中で、オフショアでの実際のオペレーションの調査から、元々のデザインの見直しなどを行いながら、毎週ClientとのMeetingで、進捗状況、次のプランの説明などを行わなければなりませんでした。「Cost-plus」であるため、時にはClientの理不尽な要望に応えなければなりません。その中で、MODECとしてベストだと思う解決策を見つけ出すのにはとても苦労しました。

修繕案の提案の際には、必ず性能を向上することができる保証と、その技術的な根拠、説明が求められます。修理にかかる費用としては大きくなかったものの、その後の石油生産には大きな影響を与えるため、Clientの同意を得るのは簡単なことではなく、議論を何度も重ねました。

最終的には、修理後に性能も向上し、Clientから感謝の言葉をかけられたときには大きな達成感を得られました。技術的な事はもとより、MODEC代表として顧客の前に立つ大変さ、など多くの事を学んだ良い経験だと思っています。

目標 「繋ぐ」Engineer

FPSOのビジネスにはBid(入札)→EPCI(建造、据付)→Operation & Maintenance(運転、管理)と、そのLife Cycleの中にそれぞれのPhaseが存在し、各々の目標があります。例えば、O&Mにとっては日々の石油生産を保ち、安全に操業することが目標で、そのためには丈夫なFPSOが必要です。しかし、EPCでは限られた予算の中で、決まった工期内にFPSOを完成させる必要があります。

さらに言えば、Bid時には高い入札額(予算)では新規Projectを勝ち取ることすらできません。それらは互いに矛盾していて、それぞれのPhaseが目指す100点はFPSOのLifecycleにとっての100点ではありません。

その上、MODECでは世界各地のOfficeが、各々違った役割を担っています。それらの間を繋ぎ、FPSOのLifecycleを最適化するのは容易なことではありませんし、全ての関りを深く理解したMODECならではのエンジニアになる必要があると思います。

私は、入社してからのほとんどの時間、O&Mに携わってきました。今の自分ができるのは小さな枠組みの中の変化ですが、今の経験を、他のPhaseに少しでも還元できたら良いなと思っています。

Ghana Operation Support チームのメンバーと。

就活中のみなさんへ

MODECはOil & Gas業界において、まだまだ成長と発展の余地がある会社です。その分、身の周りには新たなチャンスや成長のきっかけはたくさん転がっていると思います。また、若手であっても、自分から手を挙げれば挑戦させてもらえる、それらが歓迎される風土があります。とても聞こえが良いようですが、そういったチャンスに敏感に反応すること、つかんだチャンスを逃さず結果を残す努力が人一倍必要になるのも事実です。

MODECでは、自分の努力や評判は、すぐに多くの人に広まって、また次のチャンスへと繋がっていきやすいと感じています。それは逆も然りですが、自分の仕事に責任を感じるとてもやりがいのある環境だと思います。入社された皆さんとは、そういったやりがいを共に感じて、切磋琢磨できる関係を築いていきたいです。