仕事をするほどに、MODECの複雑なビジネスモデルの面白さとスケールの大きさに惹かれています。
リース・ビジネス&オペレーション・サポート
2021年4月入社
新卒採用
東京外国語大学 国際社会学部
リース・ビジネス&オペレーション・サポート部
これまでのキャリア
2021.04 - 現在 | リース・ビジネス&オペレーション・サポート部 |
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MODECを選んだ理由 石油業界でChallengeしたい!
小さい頃から歴史(とくに戦史)に興味を持ち、世界史を学び戦争について考えるなか、エネルギー資源の重要性を考えるようになりました。さらに、エネルギー大国イランへの留学をきっかけに、資源を保有していても、それを有効活用できない国が存在することを実感しました。将来はエネルギー業界で働き、世界への資源平等配分による戦争抑止に貢献したいと思うようになりました。
就職活動を進めるうちに、プラントエンジニアリング業界であれば、資源国が保有する資源を有効活用できる。また、当該国と会社が双方イーブンな形でお互いに最善を尽くすため、前向きに仕事ができると考えました。(浅はかにも、メジャーのようなオイルカンパニーは資源国を搾取するように見えていて。。。)そんな中、石油プラント(FPSO)の建造にとどまらず、O&Mサービスの提供によって、まだまだ未知の海洋油田・ガス田での石油・ガス生産に主体的に挑戦するMODECは、とくに魅力的に見えました。この会社で仕事ができれば、それまで活用できていなかった資源を開拓し、ひいては、世界への平等な資源配分に貢献できると思い、入社を決めました。
もちろん、今も上記の思いは変わりません。しかし、入社後は、仕事をするほどに、MODECの複雑なビジネスモデルの面白さとスケールの大きさに惹かれています。20年という長期間、かつ、石油生産というスケールが大きい事業の初めから終わりまでに携われる企業は、世界でもわずかしかありません。また、そのビジネスモデルは綿密に練られ、大変複雑になっています。今はまだ、その難解で複雑なビジネスモデルの理解に努めるのに精一杯ですが、早くもその面白さにのめり込んでいます。
私の仕事 手応えを感じながら進める、大スケールのプロジェクト
リース・ビジネス&オペレーション・サポート(LB&OS)部の役割は、SPCへの出資者やレンダーと共に生み出した1千億円を超える巨額のプロジェクトを、全体を俯瞰しながら、コントロールすることだと考えています。20年間FPSOを操業するなかで、FPSOの稼働状況の良し悪しはもちろん、事業国の税制改正による税務リスクなど、様々なリスクにさらされます。それらリスクを的確に把握し、未然に防ぐことがベストですが、リスクが顕在化してしまった場合は、当社の利益のみを追求するのではではなく、SPCとしてプロジェクト全体の最適解を考える必要があります。
LB&OS部のなかで、私はSPC経理チームに所属し、SPC2社の経理・会計・税務業務を担当しています。巨額のプロジェクトであり、Stake Holdersも多く、SPCを取り巻く契約スキームは複雑であるため、契約書に則って、お金の流れを正確に把握・管理する必要があります。具体的な仕事内容は、日々の入出金管理、決算対応、事業国での税務申告、財務諸表の作成、監査対応などです。また、経理チームではありますが、前述の業務のみならず、SPC運営のために必要なその他業務も担当することがあります。SPCの予算・Cash Flow Forecastの作成といった財務的側面を持つ業務、監査にあたって事業国の会社法を確認するといった法務的側面を持つ業務などです。SPCという1つの会社を管理するため、あらゆることを前向きに学び、主体的に業務に臨む姿勢が欠かせないと感じています。
やりがい 世界を相手に戦うための小さな一歩
「誰々に聞いたからというだけで、業務を進めてはならず、資料や契約書に立ち返るように」と、入社してすぐに先輩から教わりました。もちろん、最初は先輩から教わったことやマニュアルをそのまま実行していました。しかし、慣れてくるうちに、それだけでは不十分であることを痛感しました。というのも、FPSOのチャーターという、世界でも数少ない事業を展開しているので、未知の事象に合うことが多々あります。さらには、世界で事業を展開しているので、様々な事業国の税制改正や世界的会計基準改正を把握する必要があります。未知のトラブル発生時には、世界基準ではどのように定められているのか、当該契約ではどのように規定されているのか、どういった会計処理で対応をするか、どういった資金計画を立てるかなど。考えることは山ほどあります。さらに、トラブル対応が上手くいったとしても、今度は、出資者、レンダー、監査人に対して、その対応について論理的に説明する必要があります。上記一連の対応にあたるには、MODECのビジネスを熟知した上で、世界的会計基準や各国の税制改正を確認するなど、証憑となるものを細かく確認する必要があります。資料や契約書を確認しながら、ひとつひとつの業務を進めるところは時間がかかり、苦労もしますが、その分だけ着実に知識が身についている実感があります。こうした基礎をもとにして、世界中の社内外関係者との対話に自信をもって臨むことができるようになっています。
就活中のみなさんへ
休日も挑戦
当社は、なかなか新卒入社が少なく、就活生の皆さんは不安を感じるかもしれません。しかし、中途入社の方を含めて、先輩方は皆さん面倒見がよく、かつ、既にMODECに依らない専門的知識をもっていますので、少し雑談するだけで大変勉強になっています。同時に、自身の勉強不足も痛感しますが、そんな時でも、前向きに学ぶ姿勢を継続し、先輩たちに食らい付くことで、着実にステップアップしていることを肌で感じています。なかなか出来の悪い私にとっては、Challengingな環境ではありますが、毎日良い刺激をもらえて、前向きにサポートしてくれる先輩方に囲まれていることを考えると、恵まれた環境で仕事ができているなあとしみじみ思います。レベルの高い環境とChallengingな業務をワクワク感じられ、前向きに捉えられる方には、絶好の会社ではないでしょうか。
休日は、サッカーをしたり、登山をしたりとアクティブに過ごしています。登山は、社会人になってから始めた趣味で、いずれはキリマンジャロに登ろうと、土日も挑戦を続けています。