社内でいろいろな業務を経験する中で、自分が一番楽しくやれる環境条件は何なのかというのを探っていきたいと思っています。
コーポレート
2018年4月入社
新卒採用
東京大学大学院 公共政策学教育学部 公共政策学専攻
シンガポール駐在
これまでのキャリア
2018.04 - 2021.09 | 経営企画部
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2021.10 - 現在 | シンガポール駐在
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主な参加プロジェクト
MODECを選んだ理由 日本から自由になる
学生時代はルール厳しめの部活に所属していたものの、日本特有の上下関係や細かいルールが体質に合わず、世界中どこでも働ける能力を身に着けたいと思っていました。早めに海外に行ける企業が良いと考えつつ、大学院時代に副業的に資源開発に関連する勉強をしていたことをきっかけに、資源開発関連の会社やエンジニアリング会社への就職に興味を持ち、それらを中心に就活をしていました。
見てきた会社の中でもMODECは、スケールの大きなプロジェクトを手掛け、その業界で確固たる地位を築いているにも関わらず、まだまだ企業組織として未熟な面があり、ここなら若いうちから面白い仕事ができ、かつ、多国籍企業の日本ローカル組織である外資系企業よりも早く海外で活躍するための能力を養うことができると考え、半分決め打ちに近い形で、MODECに入社しました。
実際に、入社1年目の終わりから海外出張をはじめ、4年目で海外駐在をすることができたので、その選択は間違いではなかったと思っています。
私の仕事 Digital and Analytics
現在、FPSOの建造プロジェクトを担うシンガポール支社に出向し、Digital and Analyticsという部門で働いています。業務の半分はDigital専業の新会社の立ち上げ業務、傍らで、部門の担っている業務自動化プロジェクトを遂行しています。
新会社の立ち上げ業務は、採用活動、社規の制定、商標登録、監査対応、税当局との折衝や契約書の準備など、コーポレート周りのあらゆる事項を担当しています。ようやく、業務が一段落し、現地のメンバーで自走をできる体制が整いつつあります。
業務自動化プロジェクトは、ITやFinanceの業務を担当していますが、業務内容をヒヤリングして、それを自動化するプログラミングコード(Python, VBA, Power Automateなど)を書いています。FPSOの建造プロジェクトは関わる人間や取引先の数が多く、単純に業務量も多くなるため、業務自動化のインパクトが大きいです。何の前提条件や前例のない状態から始めたので、業務プロセスの理解やコーディングの知識の習得まで、これまで様々な試行錯誤がありましたが、ようやく軌道に乗ってきた感覚があります。
Digital and Analyticsの領域としては入門的なものではありますが、単に技術的な面だけではなく、プロジェクトやチームのマネジメントについても経験することができ、これからより深い領域に入っていくための良い足がかりになっていると思います。
心に残る経験 業務の大変さ
直近で担ってきた業務は、社内に誰も先行者がいない領域で、自分で答えを出していくしかないものばかりでしたが、腰を据えてじっくり考えれば何らかの答えを導きだして、苦労の分だけ形になっていくので、その面で手ごたえのようなものはあります。
同僚の仕事の進め方や考えていることが理解できなくて、コミュニケーションが大変だった時期もありましたが、現地の同僚たちに励まされたり、アドバイスをもらったりしながらやっています。来る前に自分が想像していたよりも、困っている人に手を差し伸べてくれる人が多く、それがありがたいです。
心掛けていること 仕事は楽しいか?
Managementから時々「仕事は楽しいか?」と聞かれることがあります。もちろん嫌なことを何とかやりきらないといけないことはありますが、なるべく自分が楽しくやれて、会社にとってもメリットのあることの比率をどんどん増やしたいと思っています。
シンガポールに来るまでは、戦略立案業務や、目標管理システムの構築、予算策定など、計画や戦略を立案する業務をやっていましたが、どちらかといえば目の前に困っている人の問題解決のために直接動ける仕事をする方が向いているという感覚があります。社内でいろいろな業務を経験する中で、自分が一番楽しくやれる環境条件は何なのかというのを探っていきたいと思っています。
就活中のみなさんへ
海外での勤務を志す学生の方々へ
事務系新卒でこの会社に入ると、最初は東京のコーポレートに所属になることが多いですが、海外で仕事がしたくて入った場合、いつそれが実現するんだろうという気持ちにもなります。個人的な意見ではあるのですが、ことあるごとに海外勤務の希望を周りに伝えたり、上司との面談で伝えたりしていると、意外と覚えていてもらえるのか、急にアサインが来たりします。周りの同年代の方もそういう傾向があるようです。海外勤務に限らず、行きたい部門、やってみたい仕事がある場合も同様だと思います。
事務系、技術系を問わず、この会社で活躍するには海外で経験を積む必要があるということについて、一定程度の認知があるように思いますので、手を挙げていたらいつか必ず行けると思います。日本からの出向だけではなく、ブラジルやアメリカなどの拠点が相互に出向者を出している会社なので、行く先々でいろんなタイプの人に出会うことになります。そういった環境を求めている会社にはおすすめできる会社だと思います。