FNPP(浮体式原子力発電プラント)

低炭素な「電力の追加」に資するフローティング・ソリューション

デジタル化とAIの浸透で電力需要が加速する中、課題はエネルギー転換だけでなく「電力をどう追加するか」にあります。将来需要に応えつつ脱炭素を進めるには、浮体式原子力は大規模かつコスト競争力もある、安全で信頼性の高い電力を提供できる有望な選択肢です。MODECは、実績ある船体・係留技術、超大型洋上プロジェクトの遂行力、モジュール建造を可能にするグローバルサプライチェーンを活用し、浮体式原子力ソリューションの実現を後押しできる独自の立ち位置にあります。グローバルなプロジェクトマネジメント能力を活かして、FNPPの実現に向けたキープレイヤーとなることを目指し、MODECはエネルギー・ミックスにおける実用的で低炭素な電源としてFNPPの研究開発を進めています。

FNPP(浮体式原子力発電プラント)

FNPPで海洋の可能性を解き放つ

MODECのミッション「持続可能な未来のために、独創的なフローティング・ソリューションで海洋の可能性を解き放つ」は、陸上の制約・課題を海洋というフィールドで解決する、という考え方を示しています。FNPPはその最たる例です。

  • 原子力設備を海上に設置することで、都市部から離れて運用でき、緊急時の計画や避難の要件を簡素化できます。
  • また、土地が乏しい国や人口密集の海岸線においての設置の可能性が広がり、豊富な海水という冷却源に囲まれることで継続的な冷却を可能にします。
  • さらに、洋上展開は設計の標準化と造船所等での反復的な建造を可能にし、品質保証の向上と納期短縮につながります。
FNPP (Floating Nuclear Power Plant)
沖合から30km(原子力発電の避難区域)以上離れた洋上への設置を想定しています。

当社のFNPPコンセプト

MODECのコンセプトは、数百MWからGW級の大規模発電設備で、スケールメリットを活かした信頼性の高いベースロード電源を提供することです。原子炉は実績と供給網の成熟度から軽水炉を想定。浮体式プラットフォームは堅牢な船体・係留設備とモジュール化プラントを統合し、工業生産型の建設を可能にします。

2024年7月、MODECは同じビジョンを共有するAdvanced Float社とNDAを締結し、スケーラブルで低炭素な洋上原子力の市場投入に向け、コンセプト開発を共同推進しています。実証済みの原子炉技術とMODECの実行力を組み合わせ、世界で最も電力を必要とする場所へ、安全で拡張性が高く、コスト効率に優れた低炭素電力を届ける「洋上原子力の産業化」を目指します。