中期経営計画
中期経営計画2024-2026
『イノベーションで持続可能な未来を拓く』
三井海洋開発(MODEC)は、2026年度までの3年間を期間とする中期経営計画を策定致しました。
中期経営計画2024-2026は、当社を取り巻く事業環境や加速する世界的な脱炭素の流れを踏まえて、今般刷新されたビジョン、ミッション、コア・バリュー、新しく設定されたマテリアリティをその土台とし、10年後を見据えたあり姿 (“ビジョン2034”)から、バックキャスティングする形で策定しております。
海洋のプロフェッショナルとして、海と人との関係を見つめ、不断のイノベーションとフロンティア精神を以て、持続可能な未来を切り拓いてまいります。
ビジョン2034
「海洋と人をつなぐグローバル・リーディング・プレイヤー」をあり姿として、中核事業であるFPSOにおいて、エネルギーの安定供給と二酸化炭素排出量低減を両立することで、社会に貢献するとともに、当社独自のフローティング・ソリューションとデジタル・ソリューションを活かし、浮体式洋上風力や、代替エネルギー、デジタル事業を推進し、環境にやさしい社会の実現に貢献します。また、上記の取組を支える人的資本への拡充と企業文化の醸成にも取り組んでまいります。
中期経営計画2024-2026
(1)戦略目標
「イノベーションで持続可能な未来を拓く」を中期経営計画2024-2026のスローガンとし、当社の重要課題であるFPSO脱炭素化、新事業の育成につき、中期経営計画期間に一定の取組を進め、ビジョン2034実現への布石と致します。この目標を実現するために、中核事業であるFPSOの収益力の更なる強化に努め、得られた資金を戦略的にFPSOの脱炭素化と新事業育成、並びに人的資本を含めた事業基盤の強化に投じます。また、サステナビリティ経営の推進にも注力してまいります。
(2)財務目標
前中期経営計画期間に傭船を開始した5件のチャーター案件がもたらす安定したリース収益、並びに2023年に受注した2件の大型案件がもたらす建造中の収益により、中期経営計画2024-2026の3年間の収益は力強く下支えされる見込みです。当社は、キャッシュフロー並びに資本コストを意識した経営を更に推進すべく、財務目標として純利益に加え、自己資本利益率、株価純資産倍率、調整後EBITDAを設定し、持続的な成長を目指してまいります。
私たちの世界観:海は可能性に満ちあふれている
当社は、以下の通り、ビジョンとミッションを掲げております。「海」と「人」の一般的なつながりを考えると、「海の活用」と「海の課題の解決」に分けられ、多様な関係の在り方が考えられます。数多ある可能性の中で、海洋のプロフェッショナルである当社として、何が出来るのかを検討し続け、未来を描いて行くべく、まい進してまいります。
Our Vision
海洋と人が調和しながら共生共栄できる世界を切り拓きます
Our Mission
持続可能な未来の実現に向けて、独創的なフローティング・ソリューションを通じ、海洋が持つその可能性を解き放ちます