プロジェクト
JVPC社向けFSOチャーターを開始
2008年11月05日
三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)が新日本石油株式会社のグループ会社である日本ベトナム石油株式会社(英文名JVPC社:Japan Vietnam Petroleum Co., Ltd.)から受注し、ベトナム沖Rang Dong(ランドン)鉱区開発用に建造を行っていたFSO(Floating Storage & Offloading System:浮体式海洋石油貯蔵・積出設備)は、11月1日にチャーターサービスを開始しました。
Rang Dong鉱区はベトナム南部・ヴンタウの南東約135km沖合に位置する油田です。”FSO RANG DONG MV17”と命名された本FSOは、日量6万バレルの石油受け入れ能力と35万バレルの貯蔵能力を持ち、External Turret(エクスターナル・タレット)と呼ばれる係留装置で水深約60mの地点に係留されています。
本FSOは当社の関連会社が保有し、JVPC社に対し9年(1年毎×最長5年の延長オプションあり)のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行います。