プロジェクト

TSJOC社ベトナム向けFPSOチャーターを開始

2008年12月08日

三井海洋開発株式会社(社長: 山田健司)がベトナムSong Doc鉱区向けに建造・据付を行っていたFPSO(Floating Production, Storage and Offloading System : 浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)は、11月24日にチャーターサービスを開始しました。

カナダの石油開発会社であるTalisman Energy社のベトナム現地法人他2社が共同出資しているTruong Son Joint Operating Company (TSJOC社)が鉱区権を保有するSong Doc鉱区は、ベトナムの南約170km沖合に位置します。

"FPSO Song Doc Pride MV19"と命名された本FPSOは、日量3万バレルの原油生産能力と約36万バレルの貯蔵能力を持ち、Spread Mooring(スプレッド・ムアリング)といわれる係留方法で水深約55mの地点に係留されています。

当社は2007年に本FPSOの建造工事及びチャーター契約を受注し、中古パナマックスタンカーをFPSOに改造する工事を行っていました。

本FPSOは当社の関連会社が保有し、TSJOC社に対し5年(1年毎×最長5年の延長オプションあり)のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)の提供を行います。

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