プロジェクト
Pemex向け FSO"Ta'Kuntah"First Oilから3年間無事故操業を達成
2001年09月12日
株式会社モデック(社長:山田健司)の米国子会社 MODEC International LLC が、メキシコ湾カンペチェ沖カンタレルフィールドで操業を続ける浮体式洋上石油貯蔵積出施設(FSO)“Ta' kuntah”は、本年8月でまる3年間の無事故操業を達成しました。
本FSOは当社が1997年6月にFSOのGeneral Contractorとして契約を締結、EPCI(Engineering, Procurement, Construction and Installation)工事を完工し、1998年8月14日に稼動開始しました。それ以降操業を全く中断させることなく順調に操業を行っています。
本FSOは約352,000dwtで、2,320,000バーレルの貯蔵能力を持ち、1日当たり最大 800,000バーレルの原油積込み並びに積出し能力を備えています。本FSOの最も大きな特長のひとつとして、タンデム(直列付け)方式とサイドバイサイド(横付け)方式で、同時に2隻の積出し用タンカーをつなぐことができます。これにより、 通常のFSOよりもはるかに多い油量を同時に積み出すことが可能となりました。
鉱区カンタレルフィールドのフィールドライフは最低でも15年といわれ、当社のオペレーションの契約も15年或いはそれ以上となる見込みであり、今後とも安全かつ順調な操業を続けていきます。