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ウッドサイド社セネガル沖合サンゴマール鉱区向け「FPSO Léopold Sédar Senghor」、原油生産を開始

 三井海洋開発株式会社(本社 : 東京都中央区、代表取締役社長 : 宮田 裕彦、以下「当社」)が、オーストラリアのエネルギー大手 Woodside Energy 社(本社:パース市、以下「ウッドサイド社」)より受注し、建造を行った浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO :Floating Production, Storage & Offloading system)である「FPSO Léopold Sédar Senghor」は、ウッドサイド社がオペレーターを務めるセネガル沖合サンゴマール鉱区開発フェーズ 1 プロジェクトにおいて、原油の生産を開始しました。

 本 FPSO は、セネガル・ダカールの南方約 100km 沖合に位置するセネガル初の海底油田プロジェクト向けに建造されました。日量 10 万バレルの原油生産能力、日量 130 百万立方フィートのガス生産能力、日量 14 万 5千バレルの水圧入能力、及び 130 万バレルの原油貯蔵能力を持つ本 FPSO は、当社米国子会社の SOFEC 社が設計・建造する External Turret (エクスターナル・タレット)と呼ばれる係留設備で、水深約 780m の海上に係留されています。

 当社は、本 FPSO の設計から建造までを請け負い、ウッドサイド社に引き渡しましたが、今後 10 年間にわたり、本 FPSO のオペレーション&メンテナンス・サービスも同社に対し提供します。なお、契約は 10 年間の延長がオプションとなっており、最長で 20 年間のサービス期間となる見込みです。

 本 FPSO は、当社が西アフリカの海洋油田開発プロジェクト向けに提供する 5 基目の FPSO となります。当社は西アフリカを最も重要な市場のひとつと位置づけており、同地域で約 30 年のオペレーション実績があります。現在もガーナ及びコートジボワールにて合計 2 基の FPSO のチャーターサービスを行っています。

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FPSO Léopold Sédar Senghor

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