FPSO Whakaaropai
- FPSO
- 改造
- 110 m
- External Turret
- EPCI
Maui Bフィールドはニュージーランド・北島オプナケ沖合約50 km(水深110 m)に位置します。
南極海からうねりのある大波が常に押し寄せるMaui Bフィールドは、海気象条件上、北海に匹敵する厳しい海域であり、当時FPSO設置の限界に近いと言われました。この厳しい海気象条件に耐えるため、係留装置には強固なサポート構造を備えたExternal Turret(エクスターナル・タレット)を採用しました。
FPSO Whakaaropaiはニュージーランドで初めて設置されたFPSOです。本プロジェクトの設計並びに施工にあたりShell社から厳しい安全基準を要求されましたが、当社はこれをクリアし無事完工にいたりました。
当社はエンジニアリングから機器購入、建造、据付までの一括工事を提供しました。
FPSO Whakaaropaiは1996年10月の生産開始以来順調に操業を続け、2006年にフィールドから撤去されました。
- 名称
- FPSO Whakaaropai
- フィールド
- Maui B Field
- 所在国
- ニュージーランド
- 船体
- 改造
- 水深
- 110 m (361 ft)
- 係留設備
- SOFEC External Turret
- 貯油能力
- 750,000 bbls
- 原油生産量
- 31,000 bopd
- ガス生産量
- 27 mmscfd
- 水日産量
- 14,000 bwpd
- クライアント
- Shell Todd Oil Services Ltd.
- 契約形態
- 建造工事(売切り)
- サービス内容
- 設計、資材調達、建造、据付、試運転
- 生産開始
- 1996年10月
- 現状
- 撤去済