FPSO MODEC Venture 11

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FPSO MODEC Venture 11

FPSO MODEC Venture 11は、西オーストラリア州ダンピア市の北約150km沖合に位置するMutineer及びExeterフィールド(水深156m)開発用のFPSOです。

本FPSOは、二重船殻構造の既存のタンカーを改造することでオーストラリアの厳しい環境保全基準要求を満たしています。Disconnectable Internal Turret(ディスコネクタブル・インターナル・タレット)と呼ばれる係留装置により、サイクロン来襲時にはFPSOは係留装置より離脱・自航して回避し、サイクロン通過後は現地に戻って容易に係留装置と再ドッキング出来るようになっています。FPSOと切り離された係留装置本体は、サイクロン下の波高15m、風速 70m/sの海象中でも耐えられる設計となっています。

当社はエンジニアリングから機器購入、建造、据付までの一括工事を完成し、本FPSOのチャーターサービスを提供しました。

FPSO MODEC Venture 11は2005年3月に原油生産を開始し、順調に操業を続けてきましたが、2018年8月にチャーター契約を終了しました。

名称
FPSO MODEC Venture 11
フィールド
Mutineer-Exeter フィールド
所在国
オーストラリア
船体
改造
水深
156m
係留設備
SOFEC Disconnectable Internal Turret
貯油能力
930,000 bbls
原油生産量
100,000 bopd
ガス生産量
2-3 mmscfd
水日産量
125,000 bwpd
水圧入能力
150,000 bwpd
クライアント
Santos Ltd.
契約形態
建造工事 + チャーター
サービス内容
建造、資材調達、建造、据付、オペレーション&メンテナンス
生産開始
2005年3月
チャーター期間
2005年3月~2018年8月
現状
撤去済