S
- Semi-Submersible
- セミサブマーシブル(セミサブ)
- 半潜水式の海洋構造物。映画「アルマゲドン」のセッティングで使用されている設備や沖縄海洋博覧会の日本政府出展物「アクアポリス」がこれにあたる。
- Side-by-side
- サイドバイサイド方式
- 石油積出方式のひとつ。FPSO/FSOに積出し用タンカーを横付係船してFPSO/FSOに貯蔵された石油の積み出しを行う。
- Spar
- スパー
- 縦長の円筒形型の大型ブイを係留索で係留した浮体構造物。大水深の開発に適している。
- SPM: Single Point Mooring
- シングルポイントムアリング
- 一点係留方式(⇔多点係留方式)。船体の1ヶ所から出る何本かの係留索で、FPSO/FSOの船体全体を保持する係留方法。
- Spread Mooring
- スプレッドムアリング
- 多点係留方式(⇔一点係留方式)。船体の複数箇所から出る何本かの係留索で、FPSO/FSOの船体全体を保持する係留方法。横浜港の氷川丸の係留方法がこれにあたる。
- SSIP: Self Stable Integrated Platform
- エスエスアイピー
- 従来、沖合の現場で浮体部分とデッキ部分の接合工事を行うTLPに対し、当社が開発した、浮体部分とデッキ部分を造船所において一体組み立て・接合できるTLPのデザイン。現地据付工事にかかるコストの軽減と工期の短縮が実現可能となる。
2007年に開催されたOTC※(Offshore Technology Conference)において、SSIP TLPに関する当社の論文が、海洋石油・ガス開発業界における画期的な技術に対して授与される「2007 SPOTLIGHT」を受賞した。
- Storage
- ストレージ
- 生産された原油・ガスをFPSO/FSOのタンクに貯蔵すること。Storage Capacityが100万bblsのFPSOの場合、25mプール約280杯分の原油を貯油することができる。(25mプールを25m×15m×1.5mとして計算)
- Suez Max
- スエズマックス
- スエズ運河(幅と水深に制限あり)を貨物を満載した状態で通行できる最大船型のことで、原油の積載重量が15万トン型のタンカー。
T
- Tandem
- タンデム方式
- 石油積出方式のひとつ。FPSO/FSOの船尾後方に積出し用タンカーを直列に係船してFPSO/FSOに貯蔵された石油の積み出しを行う。
- Time Charter
- タイムチャーター
- 定期傭船契約。FPSO/FSOを保有して石油開発会社へリースするだけでなく、要員を乗せてFPSO/FSOの運転保守も請け負うサービス契約。
- TLP: Tension Leg Platform
- ティーエルピー
- 緊張係留式プラットフォーム。強制的に半潜水させた浮体構造物と海底に打設した基礎杭とをテンドンと呼ばれる鋼管で接続し、強制浮力によって生じる緊張力(Tension)を利用して係留される洋上プラットフォームで大水深海域での石油・ガス開発に用いられる。
- Topside
- トップサイド
- FPSO等に搭載される石油・ガスの生産設備。船のTopside(甲板上)に置かれることからこう呼ばれる。
- Tower Yoke
- タワーヨーク
- 係留方式のひとつ。海底に固定された構造物(Tower)とFPSO/FSOをYokeとよばれるくびき状の連結構造物を介して接続する。比較的浅い海での係留に使用される。
- Turnkey
- ターンキー
- 完成品引渡し契約。車の納車のようにキーを廻すだけで動き出すことに例えている。
- Turret
- タレット
- 係留設備。Turret方式で係留されているFPSO/FSOは、弾丸を発射しながら砲台を軸に回転する砲塔(Turret)のように、FPSO/FSOに原油を送りながら係留設備(固定部)の周囲を回転できる構造になっている。
U
- ULCC: Ultra Large Crude Carrier
- ユーエルシーシー
- 原油の積載重量が32万トン以上の超大型タンカー。
- Umbilical
- アンビリカル
- 海底坑口装置を制御するための電力・油圧・信号ケーブルからなる複合ケーブルをいう。形状・機能がUmbilical(臍)に似ているため。
- Upstream
- アップストリーム
- 石油業界の上流部門をさす。探鉱、採掘、生産がUpstreamにあたる。