FSO Kome Kribi 1

  • FSO
  • 改造
  • 34 m
  • Tower Yoke
  • EPCI
FSO Kome Kribi 1

FSO Kome Kribi 1は、西アフリカ・カメルーン沖合約11km、水深34mの地点に設置されています。

本プロジェクトは内陸国チャドの陸上油田開発の一環で、陸上油田の近くに新規に建設されるプラントで第一次処理された原油を、全長約1,070kmの陸上パイプラインを通じて隣国のカメルーン沖合から積み出します。本FSOからは25年間にわたって合計10億バレルの原油が出荷される計画で、世界銀行からはチャドの経済発展に本プロジェクトが貢献することに対し強い期待が寄せられています。

FSOの設計、建造にあたっては水深34mという浅い水深に適する係留装置としてTower Yoke(タワーヨーク)を採用しました。又、西アフリカという地域性を配慮して10年間ドッグ入りなしでの保守仕様になっています。

当社はエンジニアリング、機器購入、建造、曳航、据付の一括工事の他、海岸からFSOまでのパイプラインの敷設工事をCameroon Oil Transportation Company (COTCO)より請け負いました。同社はEsso Chad(ExxonMobilの100%子会社)が45%、Petronas Carigaliが35%、Chevronが20%を出資した会社で

FSO Kome Kribi 1は2003年9月に生産を開始しました。

名称
FSO Kome Kribi 1
フィールド
Bolobo/Miandoum/Kome フィールド
所在国
カメルーン
船体
改造
水深
34 m (116 ft)
係留設備
SOFEC Tower Yoke
貯油能力
2,300,000 bbls
原油受入能力
225,000 bopd Inlet
クライアント
Cameroon Oil Transportation Company (COTCO)
契約形態
建造工事(売切り)
サービス内容
設計、資材調達、建造、据付
生産開始
2003年9月
現状
引渡済