FPSO Fluminense
- FPSO
- 改造
- 740 m
- External Turret
- EPCI
- O&M
FPSO Fluminenseは、ブラジル・リオデジャネイロ沖合約50kmに位置するBijupirá-Salemaフィールド(水深480~880m)に設置され、2024年に生産活動を終了したFPSOです。本プロジェクト以前は、ブラジルの石油開発は国営石油公社Petrobras社が全て行ってきましたが、本プロジェクトは外国企業(Shell社)が鉱区開発権を得てブラジルで開発を行う初めてのプロジェクトでした。
また、本プロジェクトは当社グループが初めて行った本格的フルフィールド・ディベロップメントでした。従来は石油会社が所掌していた、海底の坑口からFPSOに搭載された生産設備を経てタンカーに積み出すまでのシステム全体を、米国FMC社と当社が合同で請け負いました。
当社はエンジニアリング、機器購入、建造、据付までの一括工事を完成し、完成・引渡し後は約20年にわたり、本FPSOのオペレーションサービスを提供していました。
- 名称
- FPSO Fluminense
- フィールド
- Bijupira and Salema フィールド
- 所在国
- ブラジル
- 船体
- 改造
- 水深
- 740 m
- 係留設備
- SOFEC External Turret
- 貯油能力
- 1,300,000 bbls
- 原油生産量
- 81,000 bopd
- ガス生産量
- 75 mmscfd
- 水日産量
- 50,000 bwpd
- 水圧入能力
- 110,000 bwpd
- クライアント
- Shell Brasil Petroleo Ltda.
- 契約形態
- 建造工事 + オペレーション
- サービス内容
- 設計、資材調達、建造、据付、試運転、オペレーション&メンテナンス、フルフィールド・デベロップメント
- 生産開始
- 2003年8月
- オペレーション期間
- 2003年8月~2024年6月
- 現状
- 撤去済