環境の変化、仕事の変化をポジティブに捉え楽しめる人にはもってこいの会社です。

エンジニア(マリンプロセス)

2020年4月入社
新卒採用
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻
ブラジル駐在

これまでのキャリア

2020.04 - 2022.10 技術部 マリンプロセスグループ
  • 新造船開発プロジェクト
  • 建造工事サポート
  • オペレーションサポート
  • 出張先:UAE
2022.11 - 現在 ブラジル駐在
Brazil Fleet Task Force
  • Task Force Project

MODECを選んだ理由 唯一無二の面白い会社

 大学では機械工学を専攻し、エンジンやポンプの設計、ロボット制御などを学びました。その後進んだ大学院では、もともと海が好きだったこと、機械工学の知識を活かせることから、海洋技術へ専攻を変更して大型コンテナ船の変形に関する研究を行っていました。

 就職活動においても、海洋に関わる仕事への関心は変わらず、その中でMODECのインターンシップに参加しました。インターンシップ中に会社の説明を受けた際、当時学生だった私が最初に思ったのは「本当にこんなことができるのか?」という思いでした。中古のタンカーに何万トンもの石油生産設備を載せ、それを南米やアフリカの沖合に運び、海底数千メートルと接続して20年間運転するという壮大な事業に、日本の会社が多くの海外関係者を巻き込みながら取り組んでいることを知り、強く興味を惹かれました。

 その後は懇親会やOB・OG訪問を通じて、実際のプロジェクトの経験談やFPSO/FSO特有の困難や新たな試みについての話を聞く中で、仕事内容と働く環境が非常にユニークで魅力的であると感じ、気が付けばMODECが第一志望となっていました。その後、縁あって内定をいただき入社に至りました。

私の仕事 十万点の資材、どう管理する?

 私は現在、「ブラジル子会社の経営状況を改善する」というミッションと共に2022年に設立されたタスクフォースチームの一員としてブラジルのリオデジャネイロに駐在しています。本チームに参加する前は東京のオフィスで配管の圧損計算等を行っていたのですが、その時から海外の現場に出たくてうずうずしていた私は、タスクフォースチーム設立の話を聞いたときにすぐに立候補し、それからは出張、そして駐在とトントン拍子に話が進みました。

 そんな私が現在担当しているのは、在庫管理の改善業務です。ブラジルでは十隻以上のFPSO/FSOをオペレーションしており、それらに搭載されている機器・設備の維持に必要な部品や工具、消耗品といった資材の在庫数は十万点に及びます。これらの在庫を適切に管理できるような社内プロセスを立案し、関係部署と合意を取ったうえで手順書に落とし込み、トレーニング等を通して現地社員に定着させるのが私の仕事です。

 MODECが扱う資材には、必要なときにないと石油生産が止まってしまう資材、消費期限のある資材、複数の船で使いまわせる資材、さらには契約上MODECの持ち物ではない資材、税金の関係上特別な措置が必要な資材などが混在しており、これらを考慮したうえで適切なプロセスを策定する必要があります。一方で複雑なプロセスにしてしまうと現地社員の混乱を招きかねないので、要所を抑えつつシンプルなプロセスになるよう日々頭を悩ませています。それでも、現地社員やチームメンバーとの議論の末に作成した手順書が社内で運用されるのを見ると、会社にアセットを残せた達成感を感じます。

ドバイの造船所からブラジルに向けて出港するMV31
家から歩いて行けるビーチ。家族とたまに来てのんびりしています

目標 最適解を追求

 多くの関係部署を要しつつFPSO/FSOを運転するMODECでは、日々の業務の中で行う決断や選択が思いもよらない問題を生む可能性があります。一方の部署にとっては良い結果を生む決断が、他方の部署に悪影響を及ぼしたりすることもあります。こういった事象を避け、最適解となる答えを見つけるためには各部署が行っている業務の理解度を高めたうえでよくコミュニケーションをとる必要があります。タスクフォースとして社内プロセスを策定する際はこういった点を心掛けるようにしています。

学生の皆さんへ

 

環境の変化、仕事の変化を楽しむ

 MODECは働く場所も働く内容も大きく変わる可能性のある会社です。アジアでFPSOの設計をやったかと思えば次はブラジルで修繕工事を担当しているかもしれません。そういった環境の変化、仕事の変化をポジティブに捉え楽しめる人にはもってこいの会社です。海外駐在生活や家庭と仕事の両立について詳しく知りたい場合は、経験者である先輩方に聞くのが一番です。ぜひMODECの人事部またはOB・OGにコンタクトしてみてください。