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社員インタビュー

高度な技術とノウハウ、危険と向き合う覚悟と根性が求められる深海での油田開発。MODECの社員から事業に対する矜持を感じ、仲間になり、どういう形であれ力になりたいと思いました。

  • 東京大学
  • 法学部
  • 2016年4月 入社(新卒採用)
  • 法務

経験部署・参加プロジェクト

2016.04 - 2017.02 経営企画部(損益予測/予実分析、予算作成)
2017.03 - 2017.07 シンガポール長期出張(全社会計・ITシステム導入プロジェクト)
2017.08 - 2019.03 経営企画部(中期経営計画策定・フォローアップ、全社リスクマネジメント)
2019.04 - 現在 法務部

真のグローバル企業

19世紀アメリカ文学を代表する著作であるハーマン・メルヴィルの『白鯨』は、当時人々の暮らしを照らした燃料である鯨油を求めて海という過酷な環境で闘った船乗り達の物語です。乱獲による鯨の減少と、エドウィン・ドレーク大佐による陸上油田開発の成功により捕鯨産業は下火になりますが、そこから1世紀以上を経た今、陸上油田の減少を補う形で海洋油田開発が進展し、メルヴィルが描いた闘いは形を変えて続いていると言えるでしょう。

MODECは、そんな物語の中心にいます。一歩間違えれば人命及び環境に甚大な被害をもたらしかねない深海での油田開発には、高度な技術とノウハウ、危険と向き合う覚悟と根性が求められます。私が就職活動中に話したMODECの社員からは、こうした事業を担う矜持を感じ、この人たちの仲間になり、どういう形であれ力になりたいと思いました。

と、何となくロマンを感じたことが出発点ではありますが、会社を知るにつれ、そのビジネスモデルもまたユニークで、働く上でも刺激とやりがいがあるのではと思うようになりました。事実、案件組成・プロジェクトファイナンス・EPCI・O&Mといったインフラプロジェクト型ビジネスの上流から下流まで一気通貫で担い、かつ国際競争力を保っている企業は日本ではかなり稀です。大スケールのプロジェクトに関わる企業と言えば、総合商社、プラントエンジニアリング、重電メーカー、金融機関と多岐に渡りますが、全てを束ねドライブするのがMODECの役割です。

日本での世間的認知度は高くない会社ですが、例えばブラジルやガーナでは自国の原油生産を担う重要企業として存在感を誇っていますし、石油ガス専門の業界紙では度々表紙を飾っています。「グローバル企業」という言葉は就活戦線におけるバズワードですが、世界各地の地域的特性を活かした社内バリューチェーンを構築し、新興産油国の保護主義的政策といった制約に適応しながらグローバルな最適サプライチェーンを築くと同時に、人材の獲得や教育も含めたローカル化によって現地に浸透する。こうした形態をとるMODECこそイアン・ブレマーの言う「国家資本主義」時代における真の「グローバル企業」である、そう確信し入社を決めました。

「全体最適」を考える

2年目の夏から関わりはじめ、3年目になる頃に完成した中期経営計画のアクション・フォローアップ、及び全社リスクマネジメント体制の構築・実行が現在の主たる仕事です。中期経営計画はいわば攻めであり、リスクマネジメントは守りです。視野を広く持って、会社の進むべき方向を考える、というと聞こえは良いですが、実際は事業を担う方々とコミュニケーションをして、時に厳しいフィードバックもいただきながらもがく日々です。

自分の言葉で語る

3年目は中期経営計画や全社リスクマネジメントの仕組みを使いながら、経営課題を自分なりに考え提案することに注力しました。といっても東京には事業現場がなく、座っているだけでは課題の本質は見えないため、様々な人と信頼関係を築き情報を集める必要があります。

ある時、経営陣に直接プレゼンする機会をいただき、その準備のため多くの方々に協力をいただいたものの、結局経営陣の十分な理解は得られないという失敗をしました。原因は、人からもらった情報や教えの表層をなでるだけで分かった気になり、自分で完全には理解できていなかったからだと思います。「〜はこう言っている」「〜という意見が多い」程度の理解で提案したのでは、単なる伝書鳩であり、議論対象にされる関係者にも、協力してくれた人にも失礼でした。100%理解して、魂のこもった「自分の言葉」として語らないことには信頼関係を生むことはできないし、何かを動かすことはできないのだと痛感しました。

自分の判断軸を持つ

先の話ともつながりますが、異なる意見がぶつかり合う世界において、自分の意見をしっかり持つには判断軸が必要だと感じます。それは体験かもしれませんし、知識やスキルかもしれません。そういう軸を持って信頼関係を築き、誰かの意見の後追いではなく、自分の視点で方向性を提示し、会社をリードできるようになるのが目標です。その先には、資源・エネルギーをはじめとする海洋の新しい可能性を切り拓くという、好奇心と野心の入り混じった思いが控えています。

学生のみなさんへ

就活セミナーやノウハウ本の決まり文句として、就活の軸を持てというのがあります。「プロフェッショナル志向」とか「海外勤務」、「社会貢献」といった類のものです。手に垢ついたアドバイスですが、これはやはり重要だと思います。私はエネルギーやインフラ開発の業界に対するこだわりが非常に強かったので、MODECという世間的にはマニアックに見える会社にも出会えましたし、運よく入社もできました。自分の譲れない一線だけ意識していれば、あとは多少成り行き任せでもどうにかなると思います。




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