判断を求められるのはプレッシャーに感じることもありますが、同時に安全を担保しなければならないという使命感も感じています。

エンジニア(アセットマネジメント)

2018年11月入社
キャリア採用
九州大学大学院 工学研究科 化学工学システム工学科
ブラジル駐在

これまでのキャリア

2018.11 - 2019.03 技術部
  • FPSO Compressor start-up logic改造案件
2019.03 - 現在 ブラジル駐在
  • プロセス・エンジニア

MODECを選んだ理由 ユーザー側の視点に立ったプロセス設計とは?

前職ではオイルアンドガス業界でEPCプロジェクトにおけるプロセス設計業務を担当していました。自分が携わったプロジェクトが増えていくにつれ、プラントが設計者の意図通りに動いているのかどうか、ユーザーにとって良い設計とは何なのか、といったことを自分なりにもう少し掘り下げてみたいと思い、オペレーションまでカバーしているMODECに転職しました。

私の仕事 安定かつ安全な運転継続のために

2019年3月よりブラジル法人に出向しています。 エンジニアリング部門のプロセスグループに所属し、主にMV27というFPSOを担当しています。トラブルシューティング、改造案件に対するプロセス設計、プロセスの観点から運転状態のモニタリング、運転中の変更に対するエンジニアリングからの提案、などを行っています。

具体例として先週の主なトピックを挙げてみますと、

  • 一週間前から3本目の井戸をオンラインにしたことでプラントの処理量が上がったので、主要装置の運転状況を確認し今後どうするかの判断材料をそろえてオペレーション側に説明。
  • 遮断弁の調子が悪いのでそのリペアをするため、遮断弁をバイパスしてオリジナルの設計とは異なるラインナップで運転してもいいかどうかを検討し、提案内容も含めオペレーション側に説明。
  • 以前からコントロール性があまりよくないとされている調節弁の交換要否の検討
といった感じです。

上で挙げた2つ目の内容は、生産量を維持するための措置ですが、プロセス上だけでなく、安全上本当に問題ないのかという重要な判断を短時間で行わなければならなかったので、プロセスセーフティーのエンジニアと率直な意見を交換しながら慎重に進めました。

こういった内容の検討を時々行うのですが、生産量をキープし運転継続したいオペレーション側からのプレッシャーはかなりのものがあり。時々流されそうになります。しかし、オペレーション側の気持ちは理解しつつも安全が担保されない運転に対してはダメだと伝える必要がありますので、きちんと納得してもらえるようなメリハリのある説明を心がけています。

今はCOVID-19の関係で在宅勤務ですが、チャットやオンラインミーティングなどで同僚と情報交換しながら進めています。顧客との打ち合わせもすべてオンラインですが、もともとオフショアのメンバーとのやり取りは電話かネットミーティングだったこともあり、あまり違和感なく進められています。

プロセスグループのメンバーと一緒に。

やりがい 設計の視点と運転の視点

先に挙げた例のように、プロセス上・安全上問題のあることは生産量や運転継続を犠牲にしなければならないこともあります。エンジニアリングの観点で短時間にその判断を求められるのはプレッシャーに感じることもありますが、同時に安全を担保しなければならないという使命感も感じています。

また、前職で長らく設計をしてきた経験から、図面や仕様書に目を通せばオリジナルの設計意図が大体理解できるので、それを踏まえた上でオペレーションや顧客に提案できるときは自分の経験が非常に役に立っているなと思います。

目標 信頼されるエンジニアを目指して

一緒に仕事をする仲間から信頼されるエンジニアを目標にしています。信頼してもらえれば、どんな環境でも仕事ができると考えるからです。

そのために日々の業務で具体的に心がけていることは、相手が考えていること・困っていることをうまく聞きだして正しく理解できるか、自分が伝えたいことを相手に理解してもらえるか、自分たちの検討に見落としはないか、担当者の目線から一歩引いたところで冷静に考えられるか、自分の見落としや思い違いがあったら正直に認める、といったことです。当たり前のようで真面目にやると結構難しく、忙しい時や疲れている時はおろそかになってしまうので、心身の健康・体力維持には気を付けています。

就活中のみなさんへ

TMJ – Tamo Junto !

MODECには、日本の企業でありながら、海外の人に交じって同じ立場で仕事ができる環境があります。例えば私が出向しているブラジル法人には現在16人のプロセス・エンジニアがおり、私のほかはブラジル人です。もちろん人によりますが、多くの日本人にはおそらくピンとこない考えや進め方に遭遇した時は戸惑いつつも、明るくて親切なブラジル人たちに毎日助けられています。「文化の違い」と言ってしまえばそれまでですが、違いながらもお互い尊重しあい、小さいことでも一つの合意に達したときは達成感を感じられ単純に嬉しいです。

また、オフショアのメンバーにはインド、イタリア、南アフリカなどいろんな国籍の人がいます。そういうこともあり業務は基本英語ですが、ブラジルの公用語はポルトガル語です。街では英語が通じないことが多いので、語学レッスンの補助制度を利用しブラジル滞在中にポルトガル語のレッスンを受けています。今はCOVID-19のためオンラインの授業になっていますが、マンツーマンなので全く問題なく進められています。 おかげ様で、外出時のストレスがかなり減ったのと、ニュースやメディアの記事が多少理解できるようにはなりました。

タイトルにした「TMJ」はブラジルでよく目にする・耳にする私の好きな言葉です。私たちは一緒だよ、といった意味の言葉ですが、ちょっとしたことでも一緒に仕事するときなどにTMJとチャットを送って励ましあったりします。就職活動中の皆さんが、これから協力し合いながら一緒に働ける仲間に出会えることを願っています。