自らチャンスを取りに行くんだ、何か新しい旋風を吹き起こしたい、という方はMODECで充実した仕事が出来ると思います。
エンジニア(プロセス)
2017年4月入社
新卒採用
東北大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
シンガポール駐在
これまでのキャリア
2017.09 - 2020.12 | 技術部 プロセスグループ
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2020.12 - 現在 | シンガポール駐在
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主な参加プロジェクト
MODECを選んだ理由 洋上石油ガス生産プラントの魅力に惹かれて
大学院時代は、航空宇宙工学を専攻しており、Oil & Gas業界について全く興味もなく、詳しく知りませんでしたが、配属先の研究室に、たまたまプラントエンジニアリング会社の社会人ドクターの方が在籍していたこともあり、話を聞いているうちに、無数の機器の集合体である巨大な石油生産設備を設計することに魅力を感じ始めました。昔から大きなモノを設計したいと思っていたのと、海外で仕事ができる業界を探していたこともあり、プラントエンジニアリング業界は私にとってさらに理想でした。
MODECと出会ったのは、学内で開催されていた就活イベントでした。MODECのブースに掲げられていた、海上に浮かぶ巨大な石油ガス生産設備(FPSO)を見て、一瞬で心が惹かれたのを覚えています。さらに、Oil & Gas以外にも、再生可能エネルギー分野の浮体式洋上風力発電市場への参入に向けた事業開発も進めているチャレンジングな姿勢にも興味を持ちました。
最終的な入社の決め手は、EPCI (Engineering, Procurement, Construction, Installation)のみならず、O&M (Operation & Maintenance)も行っている点です。自ら設計に関わったプラントが実際に稼働している姿を見たいじゃないですか。
私の仕事 DESIGN x OPERATIONを兼ね備えたプロセスエンジニア
私が所属しているプロセスグループの仕事は、以下のように大きく2つに分けられます。
1.プラント設計
プラントのプロセスフローの作成から、機器、配管のサイジング、さらにはプラントの運転に関わる機器、配管、計装部品等を全て盛り込んだP&ID(Piping and Instrumentation Diagram)の作成を行います。P&IDはプロセス以外の情報を多く含むため、他の設計部門や顧客、ベンダーとの密接な連携・コミュニケーションが必要になってきます。
2.稼働中プラントの運転&メンテナンスサポート
稼働中のプラントで何かトラブルが発生した際は、運転データの解析や設計書の見直し、オペレータから情報を収集し原因を解明、修繕案を見つけ出します。その他、日々の運転データのモニタリングや、オペレータからのTQ (Technical Query)にも対応したり、時にはOil生産の効率化の検討を行うこともあります。
上記からも分かるように、MODECのプロセスは設計だけでなく、オペレーションをも理解した総合的な知識・経験を持ったエンジニアになることが出来ますし、それが必須になります。その反面、設計やオペレーションでミスが生じると、MODECにそのまま跳ね返ってくるため、日々の仕事の責任やプレッシャーといったものは大きいですが、その分充実感や達成感を感じられます。
心に残る経験 プラント設計の醍醐味
現在はFPSOプロジェクトの設計に携わっており、主に「ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル発電」のプロセス設計を担当しています。MODECで初めて採用されるパッケージであるため、今までの知識や経験では正直立ち向かえない壁に直面する事が多々あります。また、実際に想定される様々な運転(スタートアップや通常運転、運転機器の切り替え等)に対し、必要な電力は都度変化するため、全ての運転をカバーできる発電設備を設計するという難しさもあります。
勿論、日々の仕事でやりがいを感じられることも多くあります。最近では、P&ID内での修正が必要になった際、顧客との会議で提案したアイデアが1つの候補として検討されることになった時は素直に嬉しいという気持ちと同時に設計の醍醐味を感じられた瞬間でした。また、部署間での設計方針で対立が生じ議論が白熱することもあり、思うように進まないことも多々ありますが、限られた時間の中、皆で最適解を導き出すことに達成感も同時に味わうことができます。
目標 真のエンジニアリング、そして新しい事への挑戦を止めない
仕事をする上で常に心がけていることは主に2つです。
1つ目は、コミュニケーションを常に図ることです。無数の機器が絡み合う複雑で大きなプラントを一人で設計、またはトラブル解明、修繕策を導き、実行することはまず不可能で、他の設計部門や顧客、ベンダーとの密接な連携・コミュニケーションが必要になってきます。1人の天才よりもチームとしての創造性は遥かに絶大で、様々な知識や経験をもったエンジニアの力を融合させることで1つの素晴らしいプロダクトが生まれる、それこそ真のエンジニアリングであると確信しています。
2つ目は、日々の業務をもっと効率良くするには何が必要か、世の中のどの技術がMODECにより一層バリューを与えられるか常に考えるようにすることです。この発想から最近では、運転データをより効率良く解析できるよう、ソフトウェア間の自動連携、解析プロセスの自動化が出来ないかを検討しております。勿論、1つ目でも挙げたように、他のエンジニアの方の意見をも聞きながら、チームで動くことを心がけています。MODECでは基本的に新しい事に挑戦する姿勢を歓迎してくれる風土があるので、自らチャンスを取りに行くんだ、何か新しい旋風を吹き起こしたい、という方はMODECで充実した仕事が出来ると思います。
就活中のみなさんへ
就職活動は未知なる世界との出会い
MODECという会社は自己の裁量が大きくもらえる会社だと思います。担当業務も自身の声が上司には届きやすい環境にあり、やる気を声に出せば色々とやらせてもらえる雰囲気があります。
ワークライフバランスという面では、業務に大きな影響がなければまとまった休暇も取りやすく、働き方もある程度自分でManageできるのが一つの魅力かと思います。