FPSO Cidade de Itaguaí MV26
- FPSO
- 改造
- 2,240 m
- Spread Mooring
- EPCI
- Lease
- O&M
FPSO Cidade de Itaguaí MV26は、ブラジル・リオデジャネイロの沖合約240kmに位置するIracema Norte(イラセマ・ノルテ)鉱区の開発に用いられるFPSOです。
Iracema Norte鉱区は、海底下約5,000mのプレソルト(岩塩層直下の層)にある海底油田の一部です。Lula(旧Tupi)鉱区向けFPSO Cidade de Angra dos Reis MV22、Sapinhoa(旧Guara)鉱区向けFPSO Cidade de Sao Paulo MV23及びIracema Sul(旧Cernambi Sul)鉱区向けFPSO Cidade de Mangaratiba MV24に続き、プレソルト層油田開発用としては当社4基目のFPSOです。
本FPSOは中古VLCCタンカーを改造したもので、日量15万バレルの原油生産能力、日量280百万立方フィートのガス生産能力及び約160万バレルの原油貯蔵能力を持ち、当社子会社のSOFEC社が設計したSpread Mooring(スプレッド・ムアリング)と呼ばれる係留方法で、水深約2,240mの海上に係留されています。
当社はエンジニアリングから設計、機器購入、建造、据付までの一括工事を行いました。本FPSOは、当社のグループ会社が保有し、ペトロブラス社に対する20年のチャーターサービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)に供されています。
当社は当初の予定より約5ヶ月早く本FPSOの建造・据付工事を完了し、2015年7月31日にチャーターサービスを開始しました。
- 名称
- FPSO Cidade de Itaguaí MV26
- フィールド
- Iracema Norte(イラセマ・ノルテ)鉱区
- 所在国
- ブラジル
- 船体
- 改造
- 水深
- 2,240 m
- 係留設備
- SOFEC Spread Mooring
- 貯油能力
- 1,600,000 bbls
- 原油生産量
- 150,000 bopd
- ガス生産量
- 280 mmscfd
- クライアント
- Petróleo Brasileiro S.A. (Petrobras)
- 契約形態
- 建造工事 + チャーター
- サービス内容
- 設計、資材調達、建造、据付、オペレーション&メンテナンス
- 生産開始
- 2015年7月
- チャーター期間
- 20 年
- 現状
- 稼働中 (当社チャーターサービス提供中)