FPSO Cidade de Mangaratiba MV24
- FPSO
- 改造
- 2,200 m
- Spread Mooring
- EPC
- Lease
- O&M
FPSO Cidade de Mangaratiba MV24は、リオデジャネイロ沖合南約300kmに位置するIracema Sul(イラセマ・スル、旧Cernambi Sul (セルナンビ・スル))鉱区開発用のFPSOです。
Iracema Sul鉱区は、ペトロブラス社(65%)、BGグループ(25%)、Petrogal Brasil S.A - Galp Energia(10%)の3社コンソーシアムが保有するBM-S-11ブロックに位置する、海底下約5,000mのプレソルト (岩塩層直下の層)にある巨大油田です。本FPSOは、当社にとって9基目のブラジルプロジェクト向けFPSOであり、プレソルト層油田開発用として3基目のFPSOとなります。
本FPSOは中古VLCCタンカーをFPSOに改造したもので、日量15万バレルの原油生産能力、日量280百万立方フィートのガス生産能力及び約160万バレルの原油貯蔵能力を持ち、当社の米国子会社であるSOFEC社が設計するSpread Mooring (スプレッド・ムアリング)と呼ばれる係留方法で、水深約2,200mの海上に係留されています。
当社はエンジニアリングから設計、機器購入、建造までの一括工事を行いました。完成したFPSOは当社の関連会社が保有し、ペトロブラス社に対し20年のチャーター サービス(リース及び運転・保守点検等のオペレーション)を提供しています。
本FPSOは2014年10月中旬に生産を開始し、順調に操業を続けています。
- 名称
- FPSO Cidade de Mangaratiba MV24
- フィールド
- Iracema Sul(イラセマ・スル)鉱区
- 所在国
- ブラジル
- 船体
- 改造
- 水深
- 2,200 m
- 係留設備
- SOFEC Spread Mooring
- 貯油能力
- 1,600,000 bbls
- 原油生産量
- 150,000 bopd
- ガス生産量
- 280 mmscfd
- クライアント
- Petróleo Brasileiro S.A. (Petrobras)
- 契約形態
- 建造工事 + チャーター
- サービス内容
- 設計、資材調達、建造、オペレーション&メンテナンス
- 生産開始
- 2014年10月
- チャーター期間
- 20 年
- 現状
- 稼働中(当社チャーターサービス提供中)