FPSO Cidade de Caraguatatuba MV27

  • FPSO
  • 新造
  • 2,126 m
  • Spread Mooring
  • EPCI
  • Lease
  • O&M
FPSO Cidade de Caraguatatuba MV27

FPSO Cidade de Caraguatatuba MV27は、Lapa(ラパ)フィールド(旧Cariocaフィールド)の開発に用いられるFPSOです。ブラジル・リオデジャネイロの南方沖合約300kmに位置するLapaフィールドは、海底下約5,000mのプレソルト層(岩塩層直下の層)にある海底油田の一部です。

当社は、本FPSOの設計から機器購入、建造、据付までの一括工事を請け負いました。また、本FPSOは、三井造船株式会社(現 株式会社三井E&Sホールディングス)の千葉事業所で新造された船体部の上にシンガポール並びにブラジルにてトップサイド(石油・ガスの生産設備)並びに係留設備の据付けを行った新造FPSOであり、当社米国子会社のSOFEC, Inc. 社が設計したSpread Mooring(多点係留)と呼ばれる係留設備で、水深2,126mの海上に係留されています。

本FPSOは、当社のグループ会社が保有し、20年のチャーターサービスに供されています。

本FPSOは、当社にとって11基目のブラジル向けプロジェクトとなります。また、当社において本プロジェクトは、FPSO Cidade de Angra dos Reis MV22、FPSO Cidade de São Paulo MV23、FPSO Cidade de Mangaratiba MV24及びFPSO Cidade de Itaguaí MV26に続き、ブラジルにおけるプレソルトの油田開発用として5基目のFPSOとなります。

名称
FPSO Cidade de Caraguatatuba MV27
フィールド
Lapa (旧 Carioca) フィールド
所在国
ブラジル
新造/改造
新造
水深
2,126 m
係留設備
SOFEC Spread Mooring
貯油能力
1,600,000 bbls
原油生産量
100,000 bopd
ガス生産量
177 mmscfd
水圧入能力
120,000 bwpd
クライアント
Total E&P do Brasil Ltda. (Transferred from Petróleo Brasileiro S.A. (Petrobras))
契約形態
建造工事 + チャーター
サービス内容
設計, 資材調達、建造、据付、オペレーション&メンテナンス
生産開始
2016年12月
チャーター期間
20 年
現状
稼働中 (当社チャーターサービス提供中)