FPSO Raia
- FPSO
- 新造
- 2,900m
- Spread Mooring
- EPC
- O&M
本FPSOは、リオデジャネイロ沖約200kmの巨大なプレソルト層(岩塩層直下の層)に位置する海底油田の一部で、エクイノール社がRepsol Sinopec Brazil (35%)及びPetrobras(30%)と共同保有する、Raia Manta and Raia Pintada 鉱区開発プロジェクトに用いられます。
本FPSOは、大幅な二酸化炭素排出量削減が可能な「コンバインドサイクル発電システム(ガスタービン発電と蒸気タービン発電の複合発電システム)」を搭載した、当社2基目のフル電動FPSOとなります。日量12.5万バレルの原油生産能力、日量565百万立方フィートのガス生産能力、200万バレルの原油貯蔵能力に対応すべく、従来のVLCCタンカーより広い甲板を有するダブルハル設計の新造船体を採用し、当社米国子会社のSOFEC社が設計・納入するSpread Mooring(スプレッド・ムアリング:多点係留)と呼ばれる係留設備で、水深約2,900mの海上に係留されます。
当社は、本FPSOのFEED (Front-End Engineering Design:基本設計)及びEPCI(Engineering, Procurement, Construction and Installation:設計から機器購入、建造、据付までの一括工事)を受注しました。本FPSOは2027年に引き渡され、その後当社が1年間のオペレーション&メンテナンスサービスを提供する予定です。
- 名称
- FPSO Raia
- フィールド
- Raia Manta and Raia Pintada 鉱区
- 所在国
- ブラジル
- 船体
- 新造
- 水深
- 2,900 m
- 係留設備
- SOFEC Spread Mooring
- 貯油能力
- 2,000,000 bbls
- 原油生産量
- 125,000 bopd
- ガス生産量
- 565 mmscfd
- クライアント
- Equinor Brasil Energia Ltda
- 契約形態
- 建造工事 + オペレーション&メンテナンス
- サービス内容
- 基本設計、設計、資材調達、建造、据付、オペレーション&メンテナンス
- 引渡し時期
- 2027年
- 生産開始
- 2027年
- オペレーション期間
- 1年
- 現状
- 建造中