FPSO Carioca MV30

  • FPSO
  • 改造
  • 2,200 m
  • Spread Mooring
  • EPCI
  • Lease
  • O&M
FPSO Carioca MV30

FPSO Carioca MV30は、ペトロブラス社がオペレーターを務めるSépia(セピア)フィールドの開発プロジェクトに用いられるFPSOです。 ブラジル沖合のSantos(サントス)海盆内、リオデジャネイロ沖合約200kmに位置するSépiaフィールドは、海底下約5,000mのプレソルト層(岩塩層直下の層)にある海底油田の一部です。

日量18万バレルの原油生産能力、日量212百万立方フィートのガス生産能力、日量24万バレルの水圧入能力、140万バレルの原油貯蔵能力を持つ本FPSOは、当社米国子会社のSOFEC, Inc. が設計・納入したSpread Mooring(多点係留)と呼ばれる係留設備で、水深約2,200mの海上に係留されています。

当社は、本FPSOの設計から機器購入、建造、据付までの一括工事を請け負いました。また、本FPSOは、当社のグループ会社が保有し、ペトロブラス社に対する21年のチャーターサービスに供されています。

本FPSOは、当社にとって13基目のブラジル向けプロジェクトであり、また同国プレソルト層深海鉱区開発用としては6基目のFPSOとなります。

名称
FPSO Carioca MV30
フィールド
Sépiaフィールド
所在国
ブラジル
新造/改造
改造
水深
2,200 m
係留設備
SOFEC Spread Mooring
貯油能力
1,400,000 bbls
原油生産量
180,000 bopd
ガス生産量
212 mmscfd
水圧入能力
240,000 bwpd
クライアント
Petróleo Brasileiro S.A. (Petrobras)
契約形態
建造工事 + チャーター
サービス内容
設計、資材調達、建造、据付、オペレーション&メンテナンス
生産開始
2021年8月
チャーター期間
21年
現状
稼働中 (当社チャーターサービス提供中)