FPSO Fluminense
- FPSO
- 改造
- 740 m
- External Turret
- EPCI
- O&M
FPSO Fluminenseは、ブラジル・リオデジャネイロ沖合約50kmに位置するBijupirá-Salemaフィールド(水深480~880m)に設置されています。本プロジェクト以前は、ブラジルの石油開発は国営石油公社Petrobras社が全て行ってきました。本プロジェクトは外国企業(Shell社)が鉱区開発権を得てブラジルで開発を行う初めてのプロジェクトです。
本FPSOの係留装置はExternal Turret(エクスターナル・タレット)方式を採用し、15本のライザーと3本のアンビリカルを装備しており、将来的なフィールドの拡張にも対応可能です。
本プロジェクトは当社グループが初めて行った本格的フルフィールド・ディベロップメントです。従来は石油会社が所掌していた海底の坑口から、FPSOに搭載された生産設備を経てタンカーに積み出すまでのシステム全体を米国FMC社と合同で請け負いました。
当社はエンジニアリング、機器購入、建造、据付までの一括工事を完成し、完成・引渡し後は本FPSOのオペレーションサービスを提供しています。
FPSO Fluminenseは2003年8月に生産を開始し、順調に操業を続けています。
- 名称
- FPSO Fluminense
- フィールド
- Bijupira and Salema フィールド
- 所在国
- ブラジル
- 新造/改造
- 改造
- 水深
- 740 m
- 係留設備
- SOFEC External Turret
- 貯油能力
- 1,300,000 bbls
- 原油生産量
- 81,000 bopd
- ガス生産量
- 75 mmscfd
- 水日産量
- 50,000 bwpd
- 水圧入能力
- 110,000 bwpd
- クライアント
- Shell Brasil Petroleo Ltda.
- 契約形態
- 建造工事 + オペレーション
- サービス内容
- 設計、資材調達、建造、据付、試運転、オペレーション&メンテナンス、フルフィールド・デベロップメント
- 生産開始
- 2003年8月
- オペレーション期間
- 2003年8月~2024年6月
- 現状
- 稼働中 (当社オペレーションサービス提供中)